2012年06月

ファーストサーバについて思うこと

ファーストサーバ障害、深刻化する大規模「データ消失」 ヤフー子会社、クラウド時代の盲点を露呈(ネット事件簿)



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 なぜ、外部にバックアップをとっておかなかったのか。ネット上では技術者を中心に、この点が指弾された。これについてファーストサーバの村竹室長は、こう話す。「おっしゃっているような一般的なバックアップというのは、我々のような低価格の料金で提供するのは難しい。サーバー内の別のディスクでとることを、我々はバックアップと考えています」

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値段が安いので、”何も書いていなければ”こういうレベルであることは想像がつくだろう。何台サーバーがあるかしらないけど、一台一台について、世代管理するならそれも考慮しつつ 棚からメディアを持ってきて、バックアップ終了したものを又棚にしまう。こういった作業は非常にコストがかかる。ただ、これも”何も書いていなければ”の話だ。


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 「さらに人為的なデータ損失があった場合にそなえ、日に1回、外部サーバーにデータを保存していますので、お客様によるデータの誤消去があった場合にも、前日の状態に戻すことが可能です」――。

 今回はファーストサーバによる「人為的な誤消去」。しかし実際は、バックアップは「外部サーバー」ではなく、「同一のサーバー内の別ディスク」にあり、完全なデータ消失に至ってしまった。この点についてファーストサーバの村竹室長は「数年前までは記述の通りだったが、現在は説明の通り異なる。記述ミスで、修正をせずにいた可能性がある」と語った。

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これは悪質すぎる。数年前そうだったというのもウソと見られても仕方が無い、というかウソだろうなぁ。説明図には外部バックアップ環境があるような図であるのもごまかすつもりでやっているとしか思えない。又、これだけのことが起きることからして、図のような検証環境があったのかどうかも怪しい。ウソは100回つけば真実になる、その場合さらに大きなウソをつかなければならない、とわが闘争の中でヒトラーが言っていたが、残念ながらもうライフはゼロですな。


とまぁ色々な意味でおかしい会社だと思われるが、使っていた人にも想像力が足りない面もあろう。


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「ダウン直前まで途切れることなく入ってきた注文を考えると、かなりの損害になる。万単位の顧客データもゼロスタートになり、正直途方に暮れています。言いたいことは、『元に戻してほしい』ですかね。言ってもしょうがないですが。大事なお客様とのつながりが断たれてしまい、信用を失ったことが何よりショックです」

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これは外部バックアップの問題ではない。僕自身バックアップを担当していたとき、定期的にテープに保存していたが、そのテープは別に防火金庫に入れられるわけでもないし、リスク分散のため別のビルに置かれるわけでもない。まさに普通に同じフロアの棚に入れるだけだった。つまり火事でも起きれば、サーバーと共にテープだって跡形も無くなる。


さらにバックアップを惰性でとっている場合、テープの状態について何一つ考慮していない可能性もある。テープが物理的に劣化していたり、バックアップしたはずのデータ自体が壊れていたり。そして、意外に多いのだが、本当にテープから復元できるかどうかの検証がなされていないとか。このように、震災ほどの災害が来なくてもデータはなくなる可能性が多々あるので、外部にバックアップを取ろうが取るまいが本当に重要なデータは自分でも持っておくべきだ。ただ、ITにそれなりに明るい担当者が居ない場合、こういったことまで想像しにくいかもしれない。


最後に日経新聞の記事が「クラウド時代の盲点 」と書いているが、別にクラウド時代云々には関係が無い。さらに言わせてもらうと、これってクラウドではなく単なるレンタルサーバーの話だろう。記事に時事性を持たせようとした意図はわかるのだが、誘導する方向が少々お粗末ではあるまいか。

オパビニア

最近右手首が痛い。マウスがわるいとおもったので、トラックボールを買ってみた。
 
オパビニアを買ってみた。オパビニアとは、カンブリア紀の生物だ。下記本に詳しい。

ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語 (ハヤカワ文庫NF)

クチコミを見る

よくよく見ると似てないし、誰もこれをオパビニアとは呼んでないようだが、個人的に見た瞬間からこう呼んでいる。愛称が決まるとよくわからない愛着がわくようで、とりあえず他を余り検討せず買ってみた。

 確かに手首の痛みはなくなったが、やっぱりトラックボールは仕事には使えない。大きな理由として、直線的にカーソルを動かすことが難しいというのがある。ファイラやらブラウザでマウスジェスチャを多用するのだが、それがほとんど使えなくなったといってよい。又、ホイール機能の代替としてあるUniversal Scrollというのが使いにくい。これも直線的にカーソルを動かせない特性のため、下だけにスクロールしない。下に動かしたつもりでも、右入力が少し入ったりして勝手に左右スクロールをするので、水平スクロールバーが出ている環境では使いにくい。それ以前にアプリケーションによってはこの機能自体が使用できない。

 結局利き手(右)はマウスに戻さざるを得なかった。が、右手にマウス左手にトラックボールという組み合わせが意外に面白い。まぁ特に効率が上がるわけではないが、トラックボールをコロコロ転がすというのは中々にストレス解消になるし、デザインが好きなのでそんなに悪い買い物ではないと思った。 でも手が痛いのは解消せず。

達人戦

なにこの予想通りの展開



達人戦は40歳以上の現役棋士のが出場する棋戦だ。40歳という制限でタイトル保持者等々の優先順位があるので、羽生世代では羽生・森内・佐藤は出場するだろう。そういう意味では、ファンにとって地味だが楽しめる 棋戦だ。


ただ、上記リンクを見ればわかるけど、勝敗が予想通り過ぎる。見る前から森とか桐山とか内藤とか勝てないだろう。ひふみんも微妙だ。もしかして出たくないのではなかろうか?そういった意味で違和感のある 棋戦でもある。

新確率論

食物連鎖発言のブラマヨ吉田 「パチンコで人生教わった。『確率は収束する』というのを伝えたい」


まぁ、パチの宣伝もあれだが、こんな確率論はないぞ。サイコロを5回振って連続で1がでました。次に1が出る確率は何でしょうか、という問いに1/6より小さいという答えに等しい。所謂独立ってやつなので、常に1/6です。パチンコも完全勝つ確率と負ける確率が半々ならば(テラ銭の分必ず損なので、半々はありえないが。半々ならパチンコ屋が儲からない)、負けが10回続いたからといって次に勝ちが来る確率はやっぱり1/2だ。


この収束というのが使えるとしたら、サイコロを100万回とか振っている場合だけだろうな。

ハンディーターミナルの仕事を受けるときの注意点

ハンディーターミナル(以下HT)とはコンビニやら倉庫やらで、作業員がバーコードを読み取る機械のことだ。もう何件かその仕事をしている。機種によってはGUIがあったりテキストベースだったり様々だ。GUIがあるHTはGUIを作るツールが付いていて、見栄えがかなり良い。GUIがないHTの場合は、メニューが昔のBASICで作ったADVゲームのようになる。もちろんタッチパネルなどない。


print "1.検品"

print "2.検索"


のような感じで画面に文字を書いていく。現在のVBやらなにやらでGUIが簡単に作成できる時代では不思議な感覚に陥るのだが、GUIが標準で規定されていなかった時代には当たり前だった。逆に新鮮な感じがするかもしれない。


HTの開発はほとんど独自言語だ。とはいってもBASICに近いものが多い。そしてデータ型は数値と文字列と配列しかない。さらに配列の大きさを動的に取得する手段がないし、動的に変更する術もない。本当に初期のBASICのような感じで、組んでいて面白くもなんともないし、いちいち面倒くさい。さらに開発ツールはハードメーカーが出しているが、コード補完等の機能は全くなく、嫌がらせのように使いにくい。まだある。HTとPCで通信を行うのだが、機種によっては何ら拡張関数が存在せず、PC側でシリアル通信(今時!)のサーバーをC++やらC#を使って自前でコーディングしなければならない。バーコードを読み取ったり、音を鳴らしたり、光らせたりとハードを直接操作するというのは普通の開発にはないものだが、そんなものはすぐに飽きる。ああ、そうだ16進数をやたら使うのも嫌だ。 さらに某大手の仕事は納期がきついのが多い。設計までならよいのだが、コーディングとなるとこんな仕事やりたくもない。


が困ったことに数件仕事をやってしまった。HT開発の需要はそこそこあるようなので、やればやるほどHTの仕事が回ってくる。最初の一件を引き受けたがために、確実にキャリアパスが狂いつつある・・・・・・・・HTの仕事を引き受けるときはご用心。

タオルケットをもう一度2

「タオルケットをもう一度2」というゲームを他人から強く勧められた。なんで2なのかわからんが買うのは嫌だし借りると感想聞かれてうざったいのでやらない、と答えたらフリーソフトらしい。とりあえずググってダウンロードしたが、RPGツクール2000とやらのランタイムが必要らしい。古いものらしく、これをインストールすることで他のものが動かなくなるのが嫌なのでやめておいた。が、どんなゲームなのか知りたかったので、ストーリーを検索してみた。


こんなんだよ。だまされたよ。


もしかして嫌がらせで勧められたかと思ったのだが、けっこう人気のある作品らしい。夢にでてきそうな嫌なストーリーだ。やらなくてよかった。


最近映画にしても物語にしても、昔あれほど嫌っていたハッピーエンドなモノが好きになった。落語を好きなのも、不幸な話が少ないからだと思う。「帯久」とか嫌いだけど、それでも最後は悪い終わりかたではない。あれほど好きだった「カムイ伝」のようなものも読みたくない。今は「まんが道」のように悪者が一人もでてこないような漫画が好きだ。フェリーニの「道」よりも、ほとんどストーリーがあってないようなものである能天気でたわけたハリウッド映画が良い。映画・漫画もそうだが、読書も同じことだ。


漫画や映画同様、本も読めない・読みたくないジャンルが増えてくる。 読めない・読みたくない ジャンルのものの中でで読めるものは「昔読んだことがある本」に限られてくる。例えばカフカの「変身」のような話でもあらすじだけ読むと多分今の僕には読みたくない本だと思う。それでも再読可能なのは、昔読んだことがあるからだ。逆に「8月の光」のような本は、昔読んだことがないのであらすじだけで読む気が起きなくなる。だって、新潮版の裏表紙のあらすじに主人公の黒人が差別の末に惨殺されるとか書いてあるし。まぁ、文学は悩みとか苦痛とか絶望とかが書かれていることが多いので、読んだ事がないものを新規開拓するのは難しいと思う。


ゲームにしたって同様なのだろうなぁ。表題のゲームをやるには老いすぎたと思う。勧めてくれた人にこういった話をして、「落語を聞きながら将棋を指し、縁側で茶をすすっているような男にでも出来るゲームをお勧めしてくれ」と言っておいた。ソリティアでもやってろ、と即答されたが。

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