最近説明不能な憂鬱さを感じることがある。SEという仕事は結局そういうものとの戦いなのかもしれない。体を動かす忙しさでは多分こうはならない。忙しいときほど会話が少ないし、ほとんど座って黙って朝8時から終電まで仕事をするわけだから、頭がおかしくなっているのだろう。忙しさゆえ、会話があったとしても和やかなものにはなりえないし。
どんなに忙しくても一週間に一日は休める。休めないなら辞めるつもりぐらいでやっているので強引にでももらっている。そういう休日はひたすら何もしない。酒を飲んで耳栓をして、一日中布団にくるまっている。これで何とか心を癒せる。こういった行動は普通に考えて異常だし、それゆえ年々着実に心が壊れていくことはもう仕方が無いのかもしれない。
生きるということは本当に何なのだろうか、そう思う人は年々増えてきていると思う。高度成長期のような希望が無いからなのだろう。忙しさが単なる忙殺といったものになっていき、そこにやりがいや楽しさが見出せないのが原因だと思われる。それでもプログラムが好きなのだと思うことで何とか保っていける、もしも好きなことが何も見出せない職種でこうなっていたら、僕はこの世にはいないだろうなぁ。