日銀の政策驚いた。日銀のバランスシートそこまで汚して良いのか。アベノミクスの中で経済対策が単なる円安化に過ぎず、これで何かが解決するとは思えない。一度目の緩和のころからずっと懐疑的に見ていたが、今回は怖くなった。金利差での円安という意味だけならば良かったのだが、場合によっては日銀が信用を失うことで円安になるというとてつもなく危険なシナリオが出てくるからだ。まぁ、株が上がりつづけ、見せ掛けでも好況感が出ていて、それを伴う通貨安ならばこの問題は起きないのだが、XXショックが起きたときにとてつもない危機になる気がする。又、国債こんなに買って、何時金利を上げるのだろうか。金利決定権を持つ機関が金利ショックに弱いとなったら本当にどうなるのだろうか?今まで介入したドルをそれなりに売り抜けてくれるのか?不安は尽きないが、つまりこれはポイントオブノーリターンであり、彼らのシナリオは「思惑通りに行った場合」に限られる。一度のでかいショックで今度は大惨事だろうなぁ。

 とりあえず政策批判なんてしてる場合ではないわけで、自分の持っている円資産の半分以上をドルでヘッジすることにした。簡単に言うと外貨預金するということだ。ただ、外貨預金は手数料が馬鹿でかいのでやる気が起きない。昔作って使っていないFX会社でドルを買って塩漬けにするつもりだったのだが、この会社悪いことに一万通貨単位からしか取引できない。とにかく毎日最低単位のドルを買って平均したいので、10000通貨単位だと一ヶ月買い続けるだけで二千万とかになるので全然だめ。というわけで最低取引単位が1000の会社を申し込んだ。

名づけて「KMDK(これから まいにち ドルを かおうぜ)」。どこかで聞いたことがある?よくもこんなキチガイ緩和を!!口座開設してる間に116円とか突破してそうでいやだなぁ。