羽生が足を痛めているらしい。それを聞いて、ファンが何で今時正座なんだと言っている様だが、それは結局将棋というものが何か、という話になるのだろう。

羽生自身だが、将棋は競技というより文化だと言っている。そう言う考えなら正座は仕方が無いのかもしれない。でも、考えてみれば今の将棋界は何もしないとジリ貧なわけで、文化を守っていると言えないようなこともたくさんあるわけだ。だとしたら畳を椅子にするくらいどうということも無い気がする。

僕からすると、彼らは将棋を指す芸人なわけだ。芸人なら芸人らしくするべきだろう。その芸人らしさが「正座」でより高められると判断するならそうするが良い。多くの人が正座をしてこそ将棋が面白いと思うならもう仕方があるまい。折角媒体があるのだから、正座が必要かどうかアンケートでも取ったらどうなのか?もしもそういったアンケートなりファンの声も聞かず、文化だから正座をやめないというなら、文化だからインターネット配信もやめるべきじゃないのか?