土曜日なので遠出したいが、朝30%昼から50%とかなり降りそうなので、朝の早い時間だけ乗ることにした。9時ごろまでには帰ってこようと思ったのだが、何か物足りないのでもっと乗る事に。多治見市街の標識を見て、今まで多治見に行ったことがないことについて考えた。理由は山だらけでパンクなり故障なりするといろいろ面倒だからだ。だが、そうやって懸念したときに限って何もおきないだろうと言うよくわからない楽観のもと、多治見市街まで何キロという青い標識に吸い寄せられてしまった。

余談だが、最近あのXXまで何キロという矢印が書いてある青い標識が大好きだ。見るとわくわくする。先週鈴鹿まで行ったときに大津まで100キロの表示には何か新鮮なものを感じた。普段大津なんて表示見ないからなぁ。

それはともかく、多治見に行くことにした。信号がないのは快適なのだが、ほとんど坂の山道続きだ。こういうところを走っていると小学校の遠足を思い出す。まぁ多治見には行った事はないが、僕らの子供のころの遠足はこういった車が普通に通る歩道の狭い道も結構通ったものだ。今ならできないことだろう。何もないはずの山道にノスタルジーを感じながら、下り坂を50km/hほどの速さで降りて、次ののぼりに差し掛かったあたりでそれが起こった。最初は山道だからがたがたしているだけだろうと言う現実逃避に走ったのだが、停めて触ってみると後輪がパンクしている。よりによってここでパンクかよ!おきると心配していたら起きないという僕個人の逆マーフィーの法則は通用しなかった。

小さい空気入れ

を買っておいたし、パンク修理キットは持っている。さらにチューブや簡単な工具も持ち歩いているのでパンク自体は何とかできるのだが、こまったことに坂道では修理が出来ない。狭い歩道で横をビュンビュン車が通っているわけなので、何とか平坦で開けた場所を見つけないとまずい。今まで来た道は完全に山道なので戻っても場所がない。こうなったら多治見市街に近づいていると言う予測を頼りにパンクのまま進むしかない。というわけで戦々恐々として進み、やっと平坦なパーキングエリアのような場所を見つけた。

そこは山の中、虫がすごく多い。なぜかゴム糊に小さなアリが異様にたかっていて、ゴム糊の蓋と中部の間にアリがべたべた張り付いてすごく不快。ゴム糊に誘引物質があるのも一つなのだろうが、地面を見るとアリやら羽虫やらの絶対量が異常に多い。おまけに何かポツポツと降ってきたので、心理的にも圧迫されてパンク修理にもたつく。修理後もはややる気を無くし、文字通り一目散に帰ってきた。多治見のせいではないが、多治見なんて二度といかねぇ。

今日の結果
走行時間:2:19:46
平均速度:18.7
最高速度:48.2
走行距離:43.64