とりあえず、オペアンプというかアナログ回路の勉強を一通り終えた。知っている人には常識かもしれないが、コンダクタンスの概念をはじめて知った。キルヒホッフの法則のような基本的なものも間違えて覚えており、要は高校物理の段階で駄目だったわけだ。なんとなく半導体の勉強をしてわかったつもりになっていたが、もう少し初歩がわかっていないことに気がついたのは収穫だ。というわけで、防犯装置。

 キャプチャ

ブレッドボードの右の回路が焦電型センサと増幅回路、左側が前回書いた回路の改造版。その二つをつなげた。結果としては出力電圧が足りなかった。又、センサにかからなくても電圧が上がるし、センサにかかったにもかかわらず電圧が下がる。ぼーーっとしていると、電圧が増減し始めてよくわからない。

さらに部品が足りない。抵抗はそれなりにそろっているので二つくらい並列にすれば何とかなったのだが、コンデンサの種類が少なすぎた。さすがに何個も直列にしたり並列にするのが面倒なので適当なものを使った。このあたりも踏まえて、コンデンサの購入および、実際に計算しなおしてみないと駄目なのだろう。又、センサだけでなくフレネルレンズやフィルタがないと実用的に動くものは作れないようなのでこれも購入。

だが、ナピオンを使うとすべてそろっているようだ。要は右側の回路がいらなくなって、フレネルレンズ等も買わなくてよい。便利だが1000円以上する。ブレッドボード右側の回路に限って言えば、コストが3倍以上になるので個数作ろうと思ったら結構利いてくる。そして、勉強にならない。というわけで、このまま自前で増幅することにする。

最近なにかとあって時間が取れなかったが、やっと半歩進めた感じだ。