防犯装置を作ろうと思っていたのだが、結局中断してしまった。使う場所がなくなったので、モチベーションが下がったというのが大きい。別のものを作ろうと思い立った。

ロードで坂を走るのが好きなので、傾斜計を作ろうと考え付いた。走っていて傾斜がわかると楽しかろということだ。三軸加速度センサを使って作ろうと思った。とりあえず 三軸加速度センサがよくわからないので、arduinoで手早く実験して数値を確認。arduinoの便利なところはこういうところだ。だが、出てくる数値がどうも腑に落ちない。加速度だけにGで表示してくれるものもあるようだが、僕の買ったKXSC7-2050はそういうものでは無いらしい。ともかくArduinoで実験して数値をメモして、実装に取り掛かった。傾斜は二桁数字なので、LCDは必要ない。7セグLEDを使って表示すれば安上がりだ。

CIMG4830
下にあるのは防犯装置用に結局買ったフレネルレンズ付の焦電型センサ。単価200円という安さなので4つ買ったがとりあえず使わない。それはともかく、上の配線だ。7セグLEDの配線は面倒くさい。PICは16F1827を使うので足が18本だが、何とか足りたようだ。すわ実験と思ったが、その段階で不具合に気づいた。

1.上記配線にはレギュレーターで3.3Vにしているが、実際の運用であるボタン電池は3V。説明書を見るまでも無く数値が違うのは明らか。やっぱり3V電池を使って数値を確認したい。

2.自転車につけるときに、水平に取り付けられるわけではない。だから取り付けた場所を水平であるかのように補正する機構が必要。半固定抵抗でも良いし、EEPROMに書き込む前提で、ボタンで一発補正とかでも何とかなりそうだ。どちらにせよ足がひとつ余分に必要にある。

7セグ二つで7×2、加速度センサの用の足、半固定抵抗用の足でVDD VSS ちょうど16F1827の足18本と合致。実際には10%を越える坂なんて早々無いから二桁目の7セグは7つ全部が必要であるわけではないのだが。

1,2より結局数値を確認してデバッグする方法が必要ということになる。LCDでデバッグするつもりだが、どうせこれからも使うので基盤に半田付けしてモジュール化したい。が、汎用性を持たせる必要があるので、少し考える必要がある。というわけでとりあえずブレッドボードに配置して実験することにした。

DSCN0005[1]

表示が適当すぎてよくわからない。なにか失敗しているのは明らかだが、とりあえずここまで一日仕事で疲れたので今日は終了。腕が素人なので、この程度のものでもえらく時間がかかりそうだ。