プレイスステイションプラスで無料で出来るゲームが3つあって、すこし触ってみた。Steins gateってのはADVゲームなのでやってない。プロローグで何か面倒になった。光栄の百年戦争はチュートリアルまで行って、ウザい感じがしたのでやめた。もう一つのLUMOはやれそうなので、数時間やってみた。雪のステージまで行ってとりあえずやめた。

要は昔メガドラであったランドストーカー系のゲームだろう。視点が斜めの立体ジャンプモノだ。画面を見てもらえば、あああれねというやつだ。正直20年前のメガドラならともかく、この時代に出すものとしてはひどい出来だろう。

斜め視点なので位置関係が分りにくい。この写真を見て欲しい。主人公はゆれる鎖に乗っていて、進行方向の上の扉に飛ぼうとしている。けど、これだけみて、まっすぐ飛べばいいのかちょっと左に飛べばいいのか分らない。この場面は影があるのでマシ(それでも正確にはわからん)だが、影なんて出ない場所もある。そういう足場ジャンプとか遠近感があって本当に分らない。

これはランドストーカー系のゲームに付きまとう欠点なのは当然だ。そしてそれを回避するために、L1 R1で視点を少し左右に動かすことが可能だ。今時こんなかったるい始点変更じゃなくてもっとクルクルまわせるようにして欲しいし、そもそも角度が足りなさ過ぎて重要なところがわかりにくい。いや、それは不満だが良いとしよう。一番腹が立つのは、視点をまわす必要が無い単純な画面では視点を動かせるけど、位置関係が複雑で視点を動かさないとどこに何があるかわからない場所ではR1L1ボタンが一切効かず視点が動かせないと言う事だ

これはクソゲーの要素に十分当たる。すなわち状況を理不尽にわかりにくくすることで難易度を上げ、ごまかしのボリューム感を上げるということだ。つまり、難易度調整をゲームのバランス調整ではなく、理不尽さで行おうとする。多分このゲームをデザインした人は気付いていたのだ、こういうところでミスしてくれないと全体のボリュームが足りなくなってしまうそうだ、位置関係を分らなくしてミスを多発させることにしよう、と。メガドラ時代と違って視点を変えることはマシンパワー的に難しくないし、実際中途半端であれ実装自体はされているから「シテンヘンコウトイウ ハッソー ハ アリマセンデシター!!」という言い訳は通用しない。(当ソフトは海外製である)

全体的にそこまでクソゲーではないので続けるけど、このままだともっと複雑なジャンプ画面が増えてくると思うし、そういう必要な場所では絶対視点変更を許してくれないだろうから、途中で挫折する可能性が大だ。プレイステーションプラスの無料ゲームは面白いとは言いがたく、暇つぶしにでもやっとけという程度のものが多い。無料だから仕方が無い?便宜上無料書いたけど、一ヶ月500円払ってるんだから追加料金が不要なだけで実際無料じゃないし、そんなツマランおまけをつけるくらいなら安くすれば良いだろと思う。抱き合わせ商法だよコレじゃ。