多分歴代最強の女流棋士だ。最近はさらに強いようで、プロ編入試験がどうとかいう話をする人も居るみたいだ。だが、僕は彼女はプロにならないと思う。なぜかというと、現在のほうが金が入るし楽だろうから。女流の賞金が安いといっても五冠で収入が一千万を切ることはないだろう。だが、男性棋士の中に入ってしまえば収入は半減だし、将棋コンパニオンと戦うのとはわけが違うので仕事自体大変だ。将棋コンパニオン制は女性で将棋を指す人が少ないのでそれを補うためのものであるのはわかるのだが、優遇されすぎているので強い女流がわざわざプロ棋士になるモチベーションを奪っているのだろう。

こういうことを書くと金だけじゃないと言う奴が必ずでてくるが、そういうこと言う奴に限って自分自身は金でしかものを見てなかったりする。仕事がきつくなり収入半減、しかし少々名誉が付く、自分がそれを選択できないなら多くの人にとっても嫌だと考えたほうが良かろう。まぁ、10億とか年収がある奴なら知らんが。

里見がプロになるとしたら、彼女がプロと戦ってタイトルを取る自身がある場合だけだと思われる。そして彼女はそこまで強くはないと思う。