・軽い
・小さい
・windowsのソフトである
・common Lispが使える
逆にemacsを使ってこなかったのは
・重い
・でかい
・基本的にwindowsソフトではない
・emacs Lispが嫌
ということだ。だが、結局xyzzyに未来はないという結論になった。xyzzyは数年前からメンテされなくなった。が、まだまだネット上には同志が居て、拡張lispなど更新されていた。ことの発端は去年働いた会社でフリーソフトとしてxyzzyを申請したとき「もう全然メンテされてないよね」と言われて却下されそうになったことだ。言い方は悪いが怪しいソフトとなり下がってしまっていた。そして今年あたりからだと思うが、ネット上から情報がどんどん消え始めた。そういう経緯もあって今年末からemacsを使い始めた。
ここ10年の僕の仕事は常にxyzzyと一緒だった。仕事でもlispでマクロが組めるので、非常に役立った。まだマシンパワーが弱い時代にあの軽さはすごく魅力的だった。このエディタが無かったらもっとレベルの低い仕事をしていたかもしれない。たいして力はないが、自分のハンドルをlisperとつけたのもxyzzyあってこそだった。いろいろと思い出深いが、今回お別れしてemacsに移行することにした。結構寂しいが、そもそも仕事で使うことを許可されなくなるかもしれないので仕方がない。
僕はフリーソフトの作者に別に感謝したことはない。だが、xyzzyを作った亀井哲弥さんだけは別で、ソフトに感謝というよりもエンジニア人生を豊かにしてくれたという意味で、感謝している。